お灸って特別なもの?
2025/02/15
お灸って特別なもの?
いえ、お茶を飲むように、気軽に。
「お灸」と聞くと、どんなイメージが浮かぶでしょうか?
昔ながらの養生法。
おばあちゃんの知恵袋。
あるいは、お寺の修行や、民間療法のひとつとしての印象が強いかもしれません。でも、実はお灸はもっと気軽で、日常にすっと馴染むものなのです。
たとえば、忙しい一日の終わりに、お気に入りのお茶を淹れるように。湯気の立つカップを両手で包み込みながら、ほっとひと息つくように。
お灸をすると、じんわりとした温かさが肌に広がり、呼吸がゆっくり深くなるのを感じます。
その感覚は、まるで温かいお茶を飲んだときのよう。身体の奥から緩み、心までほどけていく。
特別な技術や、難しい知識はいりません。台座灸をひとつ手に取って、今日はどこに据えようかな、と自分の体調に耳を傾ける。冷えが気になる日は三陰交、足腰の疲れが溜まっているなら足三里。
ゆるやかに燃えるもぐさの香りとともに、自分をいたわる時間を作る。
お茶を飲むように、お灸をする。
そんなふうに、お灸が日常のひとコマになれば、もっと心地よく生きられるのではないでしょうか。
おきゅう草枕でお待ちしてます。
愛知県碧南市にある おきゅう草枕 では、愛知県在住の女性鍼灸師と「愛知お灸女子会」にて、お灸を広める活動をしております。 当店は、古民家をリノベーションした静かな空間でゆったりとお灸をしたり、ビギナー向きのお灸教室を開催したりと、お灸を広める活動を幅広く行っておりますので、三河エリアでお灸に興味をお持ちの方は、おきゅう草枕までお気軽にご連絡ください。