「これはお灸の道具ですか？使い方わからないけどよければ草枕さんに置いてください」と開業当時、古くて美しいものがたくさんあるお店から譲り受けました。

それはレトロな紙箱に入れられた磁器製のもので、箱には「大阪理学医療器」　@osaka_rigaku_iryouki と記されていました。

興味を持ち、調べてみると、炭を磁器に入れて使用する方法があることを知りました。この道具はなんと88年前から存在するもので、その長い歴史に感銘を受けました。

最近、愛知お灸女子会 @harikyu.konohana のメンバーが長野県の古民家で似たような温灸器を発見し、その投稿を見て私も更に興味を抱き、熱元を取り寄せて、試しに使用してみました。

この磁器の形状が人体の部位にぴったりとフィットし、煙を出さない熱元が高い保温力を持っていることなど、非常に工夫された道具と感じました。

今後、この温灸器の効果や使用方法を自らの実験を通して探求し、さらにその魅力を記録していきたいと思っています。

この古くて新しい治療法に興味をお持ちの方は、ぜひおきゅう草枕にお越しください。温かいお灸の世界を一緒に体験してみましょう。

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